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ゴルフシューズの選び方
ラウンドに行く際は必ず履くゴルフシューズ。
選び方を間違えるとラウンド中に足が痛くなってしまい、プレーどころじゃなくなった・・・
という経験をされた方は多いと思います。
あんな経験はもうしたくない!という方も、初めてシューズを買いに行くけど選び方が分からない!
という方に向けゴルフシューズの選び方をご紹介!
ゴルフシューズに求められる役割
ゴルフシューズは、普段履く靴とは違い二つの役割が求められます。
ひとつは「スイング時の安定性」もうひとつは「歩行時の歩きやすさ、疲れにくさ」です。
スイング時の安定性
- 滑らない為のグリップ力
- ぐらつかない為のソール構造
- 足がブレないアッパー構造
歩行時の歩きやすさ・疲れにくさ
- 自分の体力にあった重量
- 荷重による負担を軽減するクッション性
- スムーズに歩くための安定性
- アッパー素材の適度な柔らかさ
シューズ選びの大事なポイント
足の長さに合ったシューズを選ぶ
日本人の8割は大きめのサイズを履いていると言われており、実際にミズノの検証によると
フィッティングを受けた1170名中55%が申告サイズと違うサイズでした。
大きいサイズだと足が前後に遊んでしまい疲れやすくなります。
お店で試し履きをして「きつい」と感じた時は、単純に大きいサイズにするのではなく
縦のサイズが小さいのか横の幅が狭いのかを確認しましょう。
また、ゴルフシューズにはシューズ先端から足の指先まで1センチ程度の捨て寸という空きがあるのが適切です。
足の幅に合ったシューズを選ぶ
長さの次は足の幅です。自分の足は幅が広いのか狭いのか。甲の高さは高いのか低いのか。
幅が合わないと横のアーチが圧迫されて疲れやすくなり、指が圧迫されると外反母趾になる可能性も。
足幅が広いタイプの人は、幅広のシューズを選ばず大きいサイズのシューズを選ぶ傾向が多いので注意しましょう。
甲の高さに合ったシューズを選ぶ
足の幅は広くないが甲が高いというタイプも多く、このタイプは甲の高さが調整しやすいものがいいです。
内羽根式では調整がしにくい為、外羽根式のシューズが合いやすいでしょう。
最終チェックポイント
つま先が当たってないか
シューズを履いた時につま先が靴に当たってしまったり、指が曲がっているようでは小さすぎます。
ゴルフシューズはつま先から1センチ程度余裕があるものを選びましょう。
幅はきつくないか
スイング中、左右に足がズレてしまうと態勢がくずれてしまいます。指の付け根からくるぶしにかけて
軽く閉めた時に足にフィットするかチェックしましょう。
甲はきつくないか
足の甲が圧迫されると足の左右のアーチ、前後のアーチが潰れてしまい足の動きが悪くなります。
紐の締めすぎにも注意しましょう。
くるぶしが当たらないか
くるぶしがトップラインに当たると痛くて歩けません。必ず両足とも試し履きをして実際に歩いて確認しましょう。
カカトがフィットしているか
カカトを付けた時に足のカーブに合っているかを確認しましょう。
アーチラインは合っているか
土踏まずの盛り上がりにカーブが合わない靴は疲れやすいので、フィットするものを選びましょう。
最後に
クラブのヘッドスピードや飛距離は把握していても自分の足のサイズを正確に把握している人はあまり多くありません。
クラブのフィッティングと同じで、人の足もそれぞれ個性があります。自分の足を把握せずにメーカーの名前や
ネットでの評判のみで購入するのは後悔する可能性が高くなります。
実際にシューズフィッターのいるお店で一度計測をして、今後と靴選びに役立ててみてはいかがでしょうか?